航空自衛隊の職種は非常に多いですよね。

そこで、今回は航空自衛隊の職種についてまとめてみました。

 

また、航空自衛隊の人気職種についても紹介しています。

 

航空自衛隊の職種情報

航空自衛隊の職種【飛行】

輸送機、戦闘機、偵察機、救難機、政府専用機などを操縦して、防空、航空偵察、航空輸送及び航空救難などを行っています。

また、一部の操縦者は教官として、飛行教育をしています。

【職種】 飛行(パイロット)

航空自衛隊の職種【航空管制】

飛行場(共用飛行場を含む)において、離着陸する航空機などを誘導する航空交通管制業務を行ない、これらの器材・システムの整備を実施しています。

【職種】 飛行管理・航空管制・航空管制器材整備

航空自衛隊の職種【要撃(警戒)管制】

365日24時間領空を監視し、接近あるいは侵入してくる航空機を早期に発見・識別し、必要に応じて戦闘機などを誘導しています。

【職種】 要撃管制(幹部)、機上要撃管制(幹部)・警戒管制(曹士隊員)・機上警戒管制(曹士隊員)

航空自衛隊の職種【プログラム(電算機)】

早期警戒システムや気象解析予報システムなど、航空自衛隊で用いるあらゆるコンピューターシステムの構築とプログラムの作成・保守を行っています。

【職種】 プログラム(幹部)、電算機処理(曹士隊員)

航空自衛隊の職種【気象】

飛行の安全を確保するため、航空気象に関するデータの収集、予報などを行い、その結果を全国の部隊に送ります。また、これらのシステム・器材の整備を実施します。

【職種】 気象観測・気象器材整備

航空自衛隊の職種【高射】

ペトリオットミサイルシステムなどを操作し、警戒管制部隊や航空機部隊と協力して航空機を撃破することを任務としています。また、これらの器材・システムの整備も行っています。

【職種】 高射操作・基地防空操作・基地防空電子整備・基地防空機械整備・高射電子整備・高射機械整備

航空自衛隊の職種【通信】

無線・有線通信器材を使用した電報など、航空通信、送受信業務及びに関する業務を行っています。

【職種】 通信・機上無線

航空自衛隊の職種【無線レーダー整備】

機上通信、機上航法器材、警戒管制レーダー機器、地上用無線通信機器、警戒管制用電算機及び表示機器並びに同関連機材の整備に関する業務を行っています。

【職種】 地上電子整備・警戒管制レーダー整備・地上無線整備・電算機整備

航空自衛隊の職種【武装】

主に戦闘航空団に所属し、航空機で用いられる武器弾薬の整備・搭載などの業務を行っています。

【職種】 計測器整備・武器弾薬・火器管制装置整備

航空自衛隊の職種【航空機装備品整備】

航空機油圧系統、航空計器系統、自動操縦系統、航空機電機系統、救命装備品の整備等に関する業務を行います。

【職種】 油圧整備・計器整備・電機整備・救命装備品整備

航空自衛隊の職種【航空機整備】

航空機、ヘリコプター、航空機用エンジン等の整備及び航空機等の金属部材の修理、製作などに関する業務を行っています。

【職種】 ヘリコプター整備(機上整備☆)・航空機整備(機上整備)・エンジン整備・工作

航空自衛隊の職種【車両整備】

車両の整備、動力器材及び無動力器材の整備に関する業務を行っています。

【職種】 車両整備・動力器材整備

航空自衛隊の職種【施設】

基地などにおける建物や滑走路の維持補修、電気やボイラーなどの管理業務を行っています。

【職種】 土木建築・電気・設備機械・給汽・消防

航空自衛隊の職種【輸送】

航空機や車両でのあらゆる輸送の計画を行うとともに、航空機への貨物の搭載などの国賓、空港業務等の輸送に関する客室業務及び車両を操縦し、人車両やや貨物の輸送を行います。

【職種】 空中輸送(戦術輸送)(特別輸送)・輸送

航空自衛隊の職種【給養・補給】

給養は隊員の食事を提供するため、調理、配食及び給食事務に関する業務を行っています。

補給は、航空機の部品から事務用品まで、航空自衛隊で使用するすべての物品を保管し、部隊の要求に応じて出荷する業務を行っています。

また、燃料は石油製品及び高圧ガス等の受領、貯蔵、燃料給油等の業務を行っています。

【職種】 給養・補給・燃料

航空自衛隊の職種【会計】

航空自衛隊で使用するすべての物品を購入します。また、隊員の給与、出張の旅費等の計算・出納に関する業務隊員の給与、を行っています。

【職種】 会計

航空自衛隊の職種【音楽】

音楽演奏を通じて隊員の士気の高揚を図っています。また、国家的行事などに参加し、自衛隊の広報活動も行っています。

【職種】 音楽

航空自衛隊の職種【警備】

来訪者の受付をはじめとして、基地を整備し、施設・物品の管理と隊員の安全を守っています。

【職種】 警備・警務

航空自衛隊の職種【衛生】

身体検査・健康診断など、隊員の健康管理を行うとともに、環境衛生、食品衛生検査を行っています。また、救急救護に関する業務も行っています。

【職種】 衛生・放射線☆・臨床検査・歯科

航空自衛隊の職種【救難】

航空機に搭乗し、遭難者の捜索、救助を実施します。また、被救助者に対する救急処置を行います。

【職種】 救難☆

航空自衛隊の職種【その他】

情報、総務、人事、教育などの職種もあります。

【職種】 語学・情報・印刷製図・総務・人事・厚生・教育訓練

航空自衛隊の人気職種

やはり、航空自衛隊の1番の人気職種と言えば、ブルーインパルスのパイロットでしょう。

が、ブルーインパルスのパイロットにはそう簡単になることは出来ません。

 

では、どうすれば、ブルーインパルスのパイロットになれるのかお伝えしますね。

まず、ブルーインパルスというのは愛称で、正式名称は第11飛行隊です。

航空自衛隊の宮城県松島基地の第4航空団に所属しています。

 

ブルーインパルスのパイロットは、全国各地の航空自衛隊の戦闘機パイロットから選り抜かれ、いるのはたった11名です。

世界最高峰の技術を持つと言われています。

 

そして、ブルーインパルスのパイロットになるには、航空自衛隊の戦闘機パイロットになる必要があります。

航空自衛隊の戦闘機パイロットになる手順を紹介しますね。

航空学生になる方法

航空学生の受験資格は高卒(見込含)21歳未満の人です。

試験に合格すれば、2年間の「航空学生課程」を受け、飛行教育に必要な知識を身に付けます。

 

その後、「飛行準備過程」、「初級操縦課程」に進んだ後、戦闘機乗りか輸送機乗りが決まる3つのコースのうち、「基本操縦前期課程」を受けます。他の2つのコースは戦闘機パイロットにはなれません。

防衛大学校、または一般の大学を卒業してから幹部候補生学校に入学する方法

21歳を過ぎていても安心してください。こちらでしたら28歳未満だとパイロットになる資格はあります。

一般幹部候補生は20歳以上26歳未満の大卒(見込含)、または自衛官なら28歳未満で受験できます。

 

幹部候補生学校で学んだ後、「飛行準備過程」に進みます。これ以降は上記の航空学生になる方法と同じ流れとなります。